ビジネス雑感

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イオンそよら海老江

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イオンそよら海老江2F

 

3月28日にイオンスタイル海老江としてオープンし、このたびショッピングセンターとしての名称が「イオンそよら」になった大阪のイオングループの新しいショッピングセンター「イオンそよら海老江」に行ってきました。

店舗の情報

最寄りはJR東西線海老江か、阪神野田、地下鉄千日前線野田阪神。近くには、イオン野田阪神やコーヨーストアもあって、イオンさん、カニバリズムを恐れていないな、と本気が伝わってくる立地です。周りには大きなマンションとかも何棟かあるし、小学校、保育園等の育児施設もあって、新興住宅地の趣。おもな客層は小さな子供のいるファミリー層といったところでしょうか。

特徴

イオンのNSCといえばイオンタウンの名称でマックスバリュをキーテナントにしたオープンモール型で全国展開しています。個人的には核になっているのがイオン(マックスバリュ)なだけで、平和堂や他のグループでもあまり代わり映えがしない、という印象ですが、新たに「そよら」というブランドで攻めているだけ合って一味違います。

まず、気になったのがNSCのテナント構成の定番とも言える食品スーパー、100円ショップ、ドラッグストアから100円ショップやドラッグストアを外してきた点。じゃぁどんなところがテナントなのかというと、レストラン、テイクアウトと食で攻めます。それにリラクゼーションやクリニック、ペットショップ、こども向け教室、とテナント見ているだけで期待している客層亀に浮かぶようです。裏付けるかのように2Fは芝生のスペースにはキッチンカーを並べてたり、子供が遊べるようになっていて、近隣イオングループ店舗とは明らかに一線を画しています。

イオンスタイル海老江

で、核テナントのイオンスタイル海老江ですが、最近の流行に対応すべく、店内イートインスペースもばっちり(コロナ対応で座席は間引いてたりと苦労されているようですが)。でその総菜はいくつかのパック提供を組み合わせられるえらべる弁当というのがお昼には提供されているようです。それ以外にも量り売りのリワードキッチンは通常のイオンどおり。その横がベーカリースペースなのですが、店内で焼いてるようです。

イートインスペースのところに持込み用のレジスペースがありますが、そのレジはセミセルフですかね?いえ、商品スキャンと精算機は1:1対応なんですが、精算機は客側に向いているので、レジの人と現金やり取りは無しで済ませられます(レシートも前から出てくる)。

細かなところでは、このご時世、等質資源食のコーナーがあったり(但し、品揃えは麺など限られてて物足りない)もしてますが、件のイートインスペースで提供されているソフトクリームがミニストップ提供のものだということ。うん、判っているなイオン。