ビジネス雑感

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マーケティングオートメーションを使った定期的なコミュニケーション、でも大事なのはコンテンツ

②顧客との継続的なコミュニケーション、これはある意味わかりやすいかもしれません。キーワードは継続的なコンテンツの拡充・ブラッシュアップとその発信、もっと言ってしまえば、ホームページの内容を拡充・更新してそれ+アルファの情報(たとえばイベントの開催や出展のお知らせなど)をメールでもお知らせすことでしょう。

とはいえ、なかなかコンテンツを揃えるのにも苦労するかもしれません。ホームページにどのような内容を上げるのか?とりあえず、製品・サービスの概要説明?値段を公開するか?でも競合から参照されるのは困るからどこまで書けば良いのやら。最初から悩みがつきません。

--でも、ちょっと待ってください。忘れていませんか?コンテンツは継続的に提供する必要があるのです。最初の公開コンテンツだけではホームページへのアクセスも増えませんし、「ホームページで詳しい情報を公開しました」メールを1回出して終わり、ではあまりに悲しすぎます、というか、全く効果でないとになります。最初のコンテンツだけではなく、継続的な情報発信・コンテンツ作成、という点からコンテンツの作成は考える必要があります。

いつ作るのか?は置いといて、どのようなコンテンツの種類を揃える必要があるのかを洗い出した上で、それをいつ提供するか?の順で考えてみましょう。この時に必要な視点は、製品・サービスを提供する売り手の視点、はもちろんですが、もう一つ製品・サービスの導入を検討している側(あえて買い手とは呼びません)の視点です。わかりやすくいうと、売り手の視点から、どうやって興味を引いてもらうか、興味を持ったお客様(候補)がどの程度真剣に考えているのかをどうすればわかるかを考えます。そして検討している側の視点からは、どのような情報を欲しがっているのか?関係者や上席をどうやったら説得できるのか?を考えるのです。

最初に作るのはまず、自分たちの提供する製品・サービスを知ってもらうための情報を記載したホームページでしょう。詳細な部分までかければベター。翻って、検討している側の視点で欲しい情報、同じような製品に対しての違いはどこにあるのか?どのような事例があるのか?いくら位かかかりそうなのか?というのを最初に公開できればベストでしょう。

まず知ってもらう、次により深く知ってもらう、あるいは検討する側の購入検討のステージに入ってもらう、ためのコンテンツを用意していく、という流れになるのではないかと思います。

ただいずれにしても、大事なのは継続、です。